nicona's note.

- フリーランス・グラフィックデザイナーのつれづれBlog -

*すべては素敵なおばあちゃんになるために*

今日はお雛祭りですね。私の実家でも、お雛様をしっかり飾って、桜餅もお供えしてあると、先ほど母が電話で話していました(もうお嫁に出したのに。笑)

女の子のお祝いの日ということで、今日は自分が理想としている「素敵なおばあちゃん」について書いてみようと思います。

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かしこく、品良く、ほがらかに

 ひとことで「素敵なおばあちゃん」と言っても、それは単純に美しいとか、若いとか、頭がキレるとか、ひとつのイメージではありません。自分にとっての「素敵」ってなんでしょう?

私の中では、教養があってかしこく、佇まいが品良く、笑顔を絶やさずほがらかに暮らす…そんな人が「素敵」だと感じています。

以前までは「かわいいおばあちゃん」が目標でしたが、実際に素敵な年配の方にお会いしていくうちに、「かわいい」では捉えきれなくなって「素敵」という言葉がしっくりくるようになりました。

そして、その遠い遠い目標を思うと、今自分が辛いと感じていることが、すべて「素敵なおばあちゃんになるための修行」と捉えることができて、力が湧いてくるのです。これは大学生の頃あたりから、ずっと心の底に静かに住み着いている気持ちです。

まだ「おばあちゃん」とお呼びするには大変失礼ですが、理想の笑顔をお持ちの方といってすぐ浮かんでくるのは、もたいまさこさんです。あの方の笑顔は、どうしてあんなに人を恍惚とさせるのでしょうか。かの有名な「かもめ食堂」で私はノックアウトされました。きっと演技から離れた時も、ご自身の日々の教養やセンス、ユーモアが彼女を輝かせているのだと思います。

どんな修行を?

 さて、そんな「かしこく、品良く、ほがらか」な人になるにはどうしたら良いのでしょう?きっと日々の生き方の積み重ねがいつか花咲くのでしょうから、とても時間のかかることです。

本を読んで勉強したり、お作法を心得たり、常に笑顔で素敵なほうれい線を育てたり(笑)いろいろあるでしょう。しかしまずは「自分に正直であること」「人を想うこと」ではないかと思います。でも、実際にこの二つを両立させることは難しいのです!

まず「自分に正直であること」は、思っていること、言っていること、やっていることを一致させるということです。私はつい、思っていることと、言っていることがちぐはぐになってしまうことがあります。人に嫌われることを恐れすぎる時、特にその傾向が強くなります。

また「人を想うこと」は、相手の立場になって考えてみるということです。自分本位で行動したり考えたりすると、つい上手く行かないことを人のせいにしてしまいたくなります。それに、必要以上に無関心になってしまうこともあります。

逆にこの二つを守れていれば、自分の言動や行動に責任をもって、人にさりげない優しさを差し出せる人になれるのではないでしょうか。さらに、その時々にふさわしい話題や、言葉、しぐさや表情を添えることが出来れば、「かしこく、品良く、ほがらか」な人になれると思うのです。

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…と、ここまでをまとめたところで、自分の及んでいなさ加減にクラクラしてきましたので、今日はこんなところにしておきましょう(笑)なんだかお上品ぶった内容になってしまいましたが、まぁこれも修行の一環だと思って!自分自身でちゃんと肝に据えたいと思います。

次回はもっと気の抜けたお話ができますように!

ではまた、にこっと笑顔でお会いしましょう。