nicona's note.

- フリーランス・グラフィックデザイナーのつれづれBlog -

*家事と仕事の“時間と空間”*

4月に入り、学校が始まった学生さんも多いでしょうね。私も先月末から、新しい街での新生活をスタートしました。 今までのアパート暮らしもコンパクトでとても好きだったのですが、マンションに越して、かねてより欲しかった「仕事部屋」を持つことができました。 今日は最近感じた、家事と仕事の“時間と空間”のお話です。 

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家事と仕事、どっちも「おしごと」

我が家は夫婦二人暮らしですが、私がフリーとなり家で仕事をするようになってから、家で過ごす時間の感覚がだいぶ変わりました。それは、家事と仕事の時間を上手く分けないと、どちらもおろそかになってしまうという難しさです。

「今朝は絶対洗濯物を干したい!でもメールも返さなければ…。」「やっと作業ノってキター!でも夕飯の買い出し行かなきゃ…。」そんな感じの繰り返しです。

そこでハッキリと自覚しました。
つまりはどっちも私にとっては「おしごと」だということを(笑)

ポイントは、その中でどちらに重心を置くかは、シーソーのように代わりばんこでも良いのだ!と自分に許すことと、家族に理解を得ることです。仕事に重心を置く日には、夕飯をスーパーのお惣菜に助けてもらうこともあります(^_^;) 一方、家事に集中することをあらかじめ決めて、仕事を調整する日もあり、バランスを取るようにしています。

集中できる空間を整える

時間を意識的に分けることと同じくらい、空間の分け方も集中力に大きく影響すると感じています。スペース的な都合が大いにありますが、できる限り仕事をするためだけのスペースがあるに越したことはありません。

アパートの時には、リビングの一角に棚で仕切った仕事スペースを設けていました。狭いながらもそれなりに落ち着く空間だったのですが…。困るのは洗濯物を部屋干ししなければならない時。背後が物干しと洗濯物で占拠される状態でした(笑)背後から感じられる「家事感」…これは仕事の集中力をじわじわと奪っていきました。

今はリビングの隣の洋室が仕事部屋となりました。やはり空間が分けられていると、俄然集中できます。家事をする空間と、仕事をする空間がハッキリと分けられて、気持ちのスイッチの切り替えがスムーズになったように思います。

少し余談ですが、確定申告時の申請上も、家の中での仕事に使う面積や光熱費の割合が明確な方が、うるさい問い詰め方をされなくて済むようです(家事按分ってやつですね。)そう言った面でも、部屋が分かれていた方が、何かと計算しやすいというメリットもあるようです。

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といった考察をしているところですが、まだ片付いていないダンボールがちょこちょこあります(ー ー;) その子たちの居場所を確定させるまで、ちょっと家事への重心が重めな気がするのでした。

ではまた、にこっと笑顔でお会いましょう。